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大洋 (航空機)[たいよう] 十九試哨戒機大洋(たいよう)とは、太平洋戦争中に計画された日本海軍の対潜哨戒機・輸送機である。機体番号は「Q2M」。設計は三菱重工業。輸送機としても使用できる全木製の夜間哨戒機として1945年(昭和20年)1月から開発が開始されたが、設計中に終戦となった。
== 開発 == 大洋の開発は当初一式陸上攻撃機の全木製化としてスタートし、名称も試製「東山」となっていた。 この「東山」の開発計画は1944年(昭和19年)秋ごろ具体化したが、双発攻・爆撃機は「銀河」一機種に統一する方針もあり一旦は見送りとなったが、一式陸攻を夜間哨戒機として使用することとなったため、計画が再燃しさらに輸送能力を追加した全木製の夜間哨戒機を開発することとなった。 設計を担当した三菱側はこの機体に意欲を燃やしたらしく、新型発動機を搭載した一式陸攻の後継機としての期待を持ち海軍側に提案したが、却下された。 1945年(昭和20年)6月に木製陸上攻撃機「東山」は陸上哨戒機「大洋」となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大洋 (航空機)」の詳細全文を読む
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